共に「商品を育てる」という気持ちです
宮城県の松島町というところに「味噌工房つのだ」さんという、手作り麹やお味噌、シンプル素材の調味料を作っていらっしゃる工房があります。
この度、この味噌工房つのださんが
子育て世代の女性を応援するためのプロジェクトを立ち上げ、それに伴いHPも作成されました。
そのプロジェクトの名前が「発酵商店HATAYA」といいます。
発酵食品だけを扱う訳ではないのですが、麹、お味噌など昔ながらの手法で添加物などを一切使用しない「原点」という意味と 発酵が生み出す「膨らみ」や「旨味」「まろみ」など、優しくて体にも心にもいいものを育てていきたいという願いとを
「発酵商店」という名にに込め、更にそこにしっかり旗を立てるイメージで名前が付けられました。
ロゴマークを作らせていただきました。
原点である麹造りの素材である「稲」をモチーフに、食卓へとつながるイメージです。
HATAYAさんの商品は、どれも「当たり前」に無添加で、美味しくて優しい商品ばかり。
梅干しも自家栽培の梅を塩のみで漬けて天日干しした、いわゆる本物の梅干しです。
添加物にまみれた現代だからこそ「無添加」というフレーズが世に溢れていますが、こちらの商品は長きにわたり淡々と、粛々と、昔ながらの製法で作っているんです。
画像:HATAYA HPより
毎日食べるものだから。
HATAYAさんの商品は毎日食べるものだからこそ、安心安全はもちろん「買いやすい」「使いやすい」「ゴミが少ない」ということにもこだわっています。
そしてこれからは
忙しく働く30~40代の子育て世代にも、少ない手間で美味しくて、安心安全な食品を提案してこうと動きだしています。
「とみこおばちゃん」は実在の人物で、昔ながらの製法で粛々と作って来られた正にその御方です。その姪たちが子を産み育てる年齢になり、その価値を再認識するところからHATAYAプロジェクトはスタートします。
同年代の女性を応援するため、子どもたちの未来のために「古きよき」を現代の食卓に取り入れられるようにレシピを考案したり、アレンジ方法を模索しています。
こういった「当たり前」に価値を見出し、更に若い世代にもアプローチできるようにと私も微力ながら関わらせていただいています。
これからどんどん頑張っていくであろう、「発酵商店HATAYA」さん。
ぜひぜひ応援していただけたら嬉しいです。
最後に、
私はご依頼を受けて「そのまま」「言われたとおりにする」ことがあまり得意ではありません。
商品にプラスになるのであれば意見を言わせていただく事も多々あります。
リリースする前の消費者としての疑問や意見は、非常に重要ですし
商品が好きでファンになるからこそ、伝わるものがあるのでは?と思います。
HATAYAさんのパッケージを作る時は、商品を送っていただいて試食するだけでなく、アレンジ方法を一緒に考えたりもします。
一見として不必要なことが、デザインするうえでものすごく必要だったりするんじゃないかな?と思うんです。
こういった信頼関係を築くためにも、こちらから懐に「えいっ!」と飛び込んでいくことも大事ですよね。クライアントさんを信頼できていないとできない行動とも言えます。
心を込めて大切に作られているものだからこそ、私も心を込めています。
それは共に「商品を育てる」という気持ちに近いなぁと思うのです。
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