a.womanに取り上げていただきました。

久しぶりにトピックスに追加記事を書いています。

「いつか掲載されるようになりたい!!」と憧れていた

秋田の働く女性へエールを贈るポータルサイトa.womanさんに

私のお名前はんこセットを取り上げていただきました。

お名前はんこセットにかける想いの部分。

「コロナ禍」と言われる世の中で、少しでも生活に鮮やかな色を落とせるようなそんな事がしたくて始めた事。


また私がこの仕事をしている源泉の部分に触れていただきました。

取材をしてくださったのは伊藤一恵さん。

感情に向き合う姿勢が、なんか私と似ていて。数えるほどしかお会いしていないけど、年齢も違うけど勝手に「パイセン」と思っている方に取材していただけたのは大変光栄な事でした。

私は、私の内面にいつも向き合っているので(そしていい感じに消化しているので)誰にどんな事を話してもいいと思っているし

いわゆる「闇」っぽい事も全部含めての私だから、それも含めて表現しようとして下さった一恵さんには本当に感謝しかありません。


a.womanさんにはライトに掲載されていますが

私の生きるテーマは「自分の人生を生きる」で、そのスタートが消しゴムはんこでした。

結婚や、不妊や、妊娠や、母の死や、出産。

色々な角を曲がってきたけど、私は私のために生きてきたかな?というと決してそうではなかったんです。

病気の母のために結婚を進めたし、妊活もがんばった。

母の死を経て育児していてもどこかで「お母さん、ほら私はちゃんとできているよ」と思いながら生きていた。

いい娘、いい妻、いい母の虚像に「わたし」という存在を押し殺してきっとその時は生きていた。それはそれで酔ったようで心地よくもあった。

でも、ある日突然なんとも言えないほどに湧き上がってきた創作意欲に消しゴムはんこを始めたんです。それが、私のスタート。私が生まれた時です。


そこに一恵さんは寄り添ってくれて、一緒に涙しながら文字に、文章にしたためてくださいました。

「サイト趣旨」と「伝えたいこと」のグラデーションの中でもがいてくれた一恵さんの姿が文中からいっぱい見える。いっぱいいっぱい見える。

ここまで私に向き合ってくれたこと、ありがとうございます。

そして最後に一言いいたいことが。

「好き」を仕事にしている事が、もしかしたら「キラキラ」に見えるかも知れない。

でも、世の中の「好きを仕事にしよう!」キャンペーンに胸がギュッと苦しくなる人も少なくないんじゃないかと思います。

私は「好き」って気持ちがあれば、それが仕事だろうが仕事じゃなかろうが価値は等しいと思うんです。決してそこに優劣をつける必要はないと思います。

それに「好き」が「特別な何か」でなければいけない事もない。

友だちや家族の笑顔が好き、でもいいし 飼い猫が好きでもいいし。

お笑いが好きでもいいよね^^


それが、「好きを仕事にしよう!」キャンペーンに触れると好きが濁っちゃうのはもったいない。


私はそう思うんです。





sato工房

秋田でグラフィックデザインや消しゴムはんこを生業としています。 作品紹介、オーダーも可能。